こんにちは、バテリア(打楽器隊)でヘピニキという、スルドを小さくした楽器を担当しております、せんちゃんです。
奇しくもダブルヘッダーとなった去る7月23日の、前半戦「きみつサマーフェスタ」を不肖レポートいたします。
そもそものきっかけは、本年初回イベントとなった「君津商工会議所 新春賀詞交歓会」。
このイベントで見そめられた華やかなダンサーたちと、さらにはバテリアも呼びたい、とのことでありがたくもお声がけをいただいた次第です。
連日最高気温が30°を越える中、朝早くから内房線君津駅前に向かうダンサー・バテリアの勇士たち。
自家用車の人もいれば、内房線各駅停車で行く人、快速で一気に終点君津へ向かう人など、手段はさまざまですが、午前9時と指定された現地の集合時刻に間に合うよう、それぞれが朝から移動します。
私は快速組でしたが、日曜午前の下り方向ということで車中はゆったり空いており、遠慮なく朝食をとりつつ向かいます。
途中、本千葉を過ぎれば臨海工業地帯、長浦をちょっと過ぎたあたりにはサギが多数止まる木もあり(タイミング逃して写真撮り損ねた!)自然と工場とが調和した風景が続きます…そんなこんなで無事、目的地君津駅へ到着しました。
開会宣言直後の11時に開始予定のメインステージ、続いて行われるイベントスペースでのお披露目と、二か所の下見を兼ねてフェスティバル会場をお散歩してみれば……フリマやテキ屋さんの準備も着々と進み、役員の方々も忙しそうに打ち合わせのご様子、一般の人々はあちこち冷やかしながらそぞろ歩く、お祭り独特の「あの」雰囲気に満ち満ちています。 いいですねぇ。
パナマ帽やエスコーラシャツといったちょっと普通人とは違った格好をしたセレージャメンバーへも、道行く人々から「どんな催しものがあるの?」「何時からどこで?」「サンバ楽しみにしてたんだけど(ありがたや!)何時から?」などお声がけをいただき、これはいいステージになるに違いない、と感じたものでした。
はてさて。
順調(?)に気温は上がりつつも、そこまでは蒸してはいない11時前、いよいよメインステージでの開会式が始まります。
来賓の皆様のご挨拶がひと段落したところでステージ横に控えるメンバーたち。
そりゃ目立ちますよねぇ、たくさんのカメラやスマホがすでにこちらを向いています。
本番直前サウンドチェックも兼ねた音出しですでに手拍子も聞こえてくるなか……いよいよ司会から「フロール・ヂ・マツド・セレージャさんです!」とご紹介いただきスタートです。
2曲のボサノバの間に、ダンサー披露とセレージャエンヘード2曲をはさんだ構成ですが、1曲目のカントーラによる煽りに観客の皆さん積極的にお応えいただき、まぁ盛り上がること盛り上がること。
飲食物販の皆さん、本部席の方々、暑い中にもかかわらず楽しそうに皆さん手拍子をしていただき、ありがたい限りでした。
爆音で一時的にメイン会場のふれあい広場から、外へお散歩避難していただいたポニーのマロンちゃん、ごめんね。
続いてはイベントスペースの小さなステージエリアへ移り、商店街歩行者天国へお越しの皆様へ、今度は歌弦なしのバテリアバツカーダ(打楽器隊だけの演奏)にのせて、ダンサーが少人数ずつそれぞれ得意のノペ(ステップ)を披露。
こちらでも皆さんにご喝采いただき、ありがとうございました。
当初予定していた「練り歩き」をスペースの都合で断念せざるをえないほどお集まりいただき、付近の多くの方の目にとまったのではないかと思います。
両エリアであわせても一時間に満たない短い間でしたが、ご来場いただいたみなさんにお楽しみいただけたのであれば、日焼けした甲斐があります。
熱狂のあとの控室では商工会からお礼のお言葉と、また来年に向けての前向きなお声がけもいただき、感謝の念でいっぱいです。
着替えを終えたメンバーは、飲食スペースで昼食を楽しんだり、夜のイルミネーション用の「セロファン短冊」へそれぞれの願い事を書いて託すなどの余韻を楽しんだあと、本日ダブルヘッダー2つ目の会場へと向かいました。
(経堂レポートへ続く)