2001年1月、千葉県松戸市五香にある、「13湯麺」というラーメン屋から発足しました。ブラジルのお酒でカシャーサ、通称”ピンガ”という焼酎があり、カイピリーニャ(田舎娘)と呼ばれる代表的なカクテルがあります。
作り方は、グラスにレモンとライムをぶつ切りにして入れ、ピンガ棒で押しつぶし、そこにクラッシュアイスを山盛り入れて、ピンガを好きなだけ注ぎお好みで三温糖を入れ、良くかき混ぜて出来上がり。飲む時は「サウージ」(乾杯という意味)と言って飲みます。最初は強い口当りですが、氷が溶けちょうど良くなって、三杯も飲んだ頃には「いいカンジ」になっています。

「ピンガでヘベレケ」(藤井康一作詞・作曲)という曲が「リトルジャイブボーイズ」(LJB)によって作られて、そのライブの時”ピンガ”を飲んで盛り上がっていました。このピンガをこよなく愛する仲間で、「酒ばかり飲んでいてもしょうがないから、何かやろうよ」ということから「サンバ!」に結びつき、その有志がお金を出し合い、知り合いにお願いしてブラジルから楽器一式を直輸入したLJBの紹介で、プロダンサー平田さんに指導をお願いすることになりました。最初「お弁当屋さんの工場」で、月に2回の練習から始まって、現在は「森のホール」で月に3回行なっています。

チーム名の「フロール・ヂ・マツド・セレージャ」とは、「さくらの花びら」と言う意味です。五香から常盤平・八柱にかけて全長3キロ程で、樹齢40年以上千本近くの桜並木があり、春の「さくら祭り」には70万人もの花見客が訪れ、その時に「サンバパレードをしよう」という気持ちが込められています。
ごあいさつ

見えた兆しは、確かな手応えとなって、セレージャの中に形として残すことができた。
2022年はそんな一年だったと思います。
状況は決して好転したわけではありません。
それでも、人はこの環境下で立ち上がり、進み始めました。
データと検証、この間の経験則に基づいた新たなガイドラインや対策が考案され、行動に関する制限は少しずつはずされてきています。
世間では旅行が促進され、Liveやイベント、お祭りなどの機会も増えました。
主催者も参加者も、知恵を絞り工夫を重ね、できることをできる限り努力し尽力して実施されたのだと思います。
サンバでも、各地でイベントか増えてきたことを実感できたほか、浅草サンバフェスタが開催され、浅草サンバカーニバルの復活が期待できました。
セレージャでは新規イベントのお声がけが増えたり、メディア関連のご依頼も数件いただけました。
メンバーもたくさん増えました。若いメンバーが多く、練習も活気に溢れています。
セレージャショーの開催を皮切りに、日の目を見なかった2019年のエンヘードを、クラウドファンディングで資金を集め動画化するなど、新たな取り組みにも挑めた一年でした。
あって当たり前だと思っていたものが、決して当たり前ではなかったことを思い知らされたこの数年。
喪っても諦めず、探り、伸ばし続けてきたその手に、ようやく掴み取った、僅かでも確かな、「サンバを披露することでもたらされていたモノ」
それは、イベント前に焦りを感じながら仲間と予定を合わせて集中する自主練の疲労感や焦燥感。
出番直前の出演者同士の会話。
戻ってきた前の出演者と無言で交わすハイタッチ。
自ずと高まる緊張感や高揚感。
練習に費やした時間、身につけた技術、そして、情熱。
観客前で全てを出す。
ほんの数分のその瞬間は、永遠のようでもあり、やっぱり一瞬のようでもあり。
終わった後の片付けで、着替えで、締めのミーティングで、或いは打ち上げで。
少しの後悔と反省と、圧倒的な達成感。
当たり前ではないとわかったそれを、二度と手放すことのないように。
失った数年を、取り戻すかのように貪欲に。
今年のセレージャは、あらゆる機会を逃さず、また自ら機会をつくり、活動の場を増やしていきます。
既にいくつか決まっているイベントはありますが、ひとつひとつの詳細は公式HPや SNSでの告知に譲るとして、大きな動きとしては、
2月、新たなハイーニャを選出し
6月、セレージャショーを開催します。
そして、9月!セレージャは魅せます!
『SHOW MUST GO ON』
セレージャは止まらない。
セレージャのショーは終わらない!
微かだった兆しは、やがて眩い輝きに変わることを信じて。
プレヂデンチ(代表)ナオキ
セレージャの歴史



2001年 1月 | 千葉県松戸市にて設立 |
2001年 8月 | 他チームの一部として 浅草サンバカーニバルに参加 |
2002年 8月 | 浅草サンバカーニバルS-2 リーグに単独初参加 |
2010年 8月 | 浅草サンバカーニバル S-1リーグに昇格 |
2011年 11月 | 浜松カップ フェスタ・ サンバ2011 優勝 |
2012年 1月 | 第1回 松戸サンバ カーニバル 開催 |
2012年 9月 | 浜松カップ フェスタ・ サンバ2012 優勝 |
2015年 3月 | 第2回 松戸サンバ カーニバル 開催 |
2016年 1月 | 第3回 フロールde松戸 セレージャショー 開催 |
2017年 10月 | 第4回 松戸サンバ カーニバル 開催 |
2018年 4月 | 初代代表の経営するラーメン店「13湯麺」が 30周年を迎える |
2019年 3月 | 第5回 セレージャ SHOW 開催 |
2020年 1月 |
第6回 セレージャ SHOW 開催 |
2020年 9月 | 2代目プレヂデンチ ナオキが就任 |
2022年 3月 |
第7回 セレージャ SHOW 開催 |
2023年 6月 |
第8回 セレージャ SHOW 開催 |