お久しぶりに出演させていただいた「いいね!まつど。」
地元だけあってセレージャの思い入れがあるイベントのひとつです。

今回のレポートはこの人。

バテリア(打楽器隊)のタカタカがレポートさせていただきます。入会して16年になるバテリア親爺です。

松戸駅西口から徒歩数分の「キテミテマツド」広場で、毎月第3土曜日、松戸観光物産展 「いいね! まつど。」が開催されています。キッチンカーや物販でにぎわうほか、さまざまな団体がパフォーマンスを披露する楽しいイベントです。

松戸市をホームタウンとするセレージャも、頻繁に出演してきました。セレージャは、かつてチーム名を「フロール・ヂ・サンバ・セレージャ」から「フロール・ヂ・マツド・セレージャ」に改めたほど、松戸という土壌に根付いて花を咲かせているチーム。松戸市の観光大使を務めたこともあります。

そしてこのイベントは、セレージャ的には、なぜか出演者の顔ぶれが毎回かなり違う、という特色があります。その都度、違うセレージャを見られるわけです。
今回の2024年6月15日(土)のステージは、バテリア中心。総勢約20人のうちダンサーは3人で、残りは全員、バンド隊を含むバテリアという珍しい編成になりました。

15時の少し前から音出しが始まると、のんびりしていた広場の空気が一変。サンバが始まった! という高揚感に包まれます。打楽器によるバッカーダに続いて歌弦が入り、本格的なステージの幕開けです。
披露したのは6曲。ブラジルの名曲に加え、今年の浅草サンバカーニバルでセレージャが披露する新曲「分断から協力へ~鍋」も、地元・松戸市民向けにお披露目しました。鍋を一緒に囲めば、見知らぬ人たち同士でも仲良くなれる。鍋には、分断され戦火が絶えない世界を変えるヒントが隠されているのではないか…という、セレージャの平和への思いを込めた曲です。

夏至が近い6月の日差しは強烈でしたが、本番が始まると、どこからか涼しい風が吹いてきました。セレージャは昔から、本番で不思議に天候に恵まれるのです。天神さまか風神さまが味方についているのか、天気を操る能力を持つスタンド使い(ジョジョの奇妙な冒険を読んでない方スミマセン)がメンバーにいるのか。

個人的にはところどころ失敗して頭を抱えましたが、バテリア全体としては迫力満点の音。十分に観客を魅了したようです。
ダンサーも華麗な踊りを披露。クリアンサス(子供のダンサー)が踊ると、観客の子どもたちが「わたしも」と踊り出す、ほほえましい光景がありました。

タンボリンタカタカ

(写真提供 Ishigami氏)