7月のある日、松戸の某バーベキュー場に集まったのは、まさに「老若男女」。
下は未就学児、上はオーバー還暦。
シャボン玉が舞い、段ボール箱をたたきながら歌う人、酔っ払って腰が立たないのに指揮をしている人、肉を片手に踊る人も。
いっぽうで、酒を飲むだけの人もいるし、ひたすら走り回っている中学生も。

たぶん周囲から、「あれ、なんの団体だろう」と怪しまれていたでしょうね。
だって、友達って感じじゃないし、家族には見えないし、会社の集まりだったら怖い。
まさか、この人たちの共通点が「サンバ(しかもけっこう真面目にやってる)」とは、誰も気づかないだろうなあ。

みんな、学校でも仕事でも家庭でも、いろいろあるよね。
私も、いろいろいろいろあるんですよ。
でも、楽器が鳴って、歌が流れて、自分でもちょっとガンザを振ったりするだけで、
なんか楽になる。
打楽器って、魂に響くんだよねえ(段ボールでもね)。
さらに美味しいものを食べたり飲んだりすれば、もう無敵。
原始的な快楽って、現代人の疲れを癒すんだな。

ほんの数年前まで、私の人生にサンバが入ってくるなんて、考えたこともなかった。
でも今は、「ああほんと私、この場があってよかった」と心底思いつつ、
たくさん飲んでたくさん食べました。

皆さん!
脳が疲れているとき、心が荒んでいるときは、サンバ&バーベキューですよ。
最強の健康法です。
もっとたくさんの人に知ってほしいなあ。

(レポート けめ)