待ちに待った浅草サンバカーニバルがはもうすぐです♪

セレージャのテーマをもっともーっと深く味わっていただきたく、今年はシノプスを詳しく解説しちゃいますよ~♪

ジィスフィーレを司るカルナバが、じっくり時間をかけて、一生懸命考える。
その内容が、各パートに伝えられ、みんなで練り上げていき、仕上がる私たちの「再生」。

歌もリズムも演奏も、
ダンスも衣装も演出も、
テーマとシノプスなしでは、始まらない!

読んでから見れば、感動が倍増します。

最後に、今年のエンヘードの歌詞をまるごと載せちゃうから、覚えて、歌ってね~(^^)

赤い文字の言葉については、こちらの用語集にてご確認ください

テーマ

再生

シノプス

誰もが予期し得なかった災禍は。
我々の活動を制限し、我々から機会を奪い、それでも、我々が灯した希望を絶やすことはできなかった。

セレージャは、何度折られても起ち上がる。
起ち上がるたびに、より靭くなって。

今年、セレージャが掲げるテーマは「再生」。

セレージャが培い、積み上げた二十年を、そして、失った三年間をも力に変えて、再起の声を上げる。

セレージャの歴史を彩ってきた歴代のエンヘードが今蘇る。

再起を象徴する「闘牛士」で隊列を引っ張るコミサォン

「やがて男は立ち上がり、闘いの幕が上がった」
〜2009年 闘牛士 情熱のセレナーデ

サンバの母、バイアーナは「バイーア」。
セレージャの願いをボンフィンに込めて。

「Bomfin に込めた願い 必ずかなう サクラサク」
〜2015年 Cereja canta Bahia

個人技に優れた個性あふれるパシスタたちは、今年はセレージャカラーに身を包み、心を一つにしたセレージャのサンバを踊る。

パシスタに続いて、セレージャの象徴を掲げるカザウが、セレージャからは何も損なわれていないことを証明する。

若き魂は希望の塊。クリアンサスが「Show」で見せた終わらないサンバを再び魅せる。
「Show は続く 永遠に続く」
〜2017年 Show ~みんなが主役~

焦がれたサンバの聖地「リオデジャネイロ」。
バテリアの叩く音がセレージャをひとつにさせる。
奏でる旋律は空を越え、はるか遠く彼の地に届くと信じて。
松戸からリオへの想いを歌い上げる。
「Sambaで心は一つ」
〜2016年 Cereja veio para Rio de Janeiro

そして、セレージャには心強い仲間がいる。「アマゾン」、「野生生物」
Bandeira 掲げて さあ行こう」
〜2014年 Aquarela Amazonia

「蘇れ この情熱で Cereja の青空 心を一つに Vamo lá com paz」
〜2019年 野生生物

そして。
2023年 再生

掲げよう 今 俺たちの旗を
始めようあの日のよう
新しき時代の旅に こころ躍らせ
古きを訪ね新しき次の100年
伝え続ける Sou do Cereja

歌詞

桜咲く この街に 情熱溢れる風 吹かせて
心は ひとつ サンバでひとつ
ハートの形の花びら 拾い集めて 首飾り
心は ひとつ サンバでひとつ

いくつもの思いが 不意に 敗れて 風にちり
だれかに 踏まれ 流され 
深い海へと沈んでも
このリズムは 終わらない 再生の息吹を

生まれも違う ものたちが 
心もやし 語り合うその先へ手を伸ばす
叫び 祈り 蘇る記憶よ
昇り詰める力をもう一度

掲げよう 今 俺たちの旗を
始めようあの日のよう
新しき時代の旅に こころ躍らせ
古きを訪ね新しき次の100年
伝え続ける Sou do Cereja